今後の株式相場の見通し 2021年4月10日(土)
金融相場」から「業績相場」・「選別相場」へ」 来週の日経平均はもみ合いか。
4月になりまして新年度相場入りともなれば期末のリバランス売りや企業の政策保有株の売却が一巡する一方、新規資金の流入により需給が改善し一段高との強気の見方が大勢ではありましたが、どうも需給主導での相場局面にはなりづらい構図が浮かびアップしてきました。
今週については、近年見られるようとなった機関投資家による期初の益出し売りが重しになっていたとの指摘が聞かれた。
決算を見極めたいとする様子見ムードが強い中でそのような需給面での重しがあったとするそしたら、その期間に日経平均が横ばいに終始やったことは底堅いとも評価出来る。
ただし、ここまでのような、需給面の改善が相場を押し上げるとまでの強気な見方には再考が必要か。
昨年のコロナショック後は、信用売り方の買い戻しや、大幅な裁定売り残の解消に伴う現物買いが相場の押し上げに寄与してました。
しかしていながら、足元では、信用取引の残高を見てみますと、買い残が2年半ぶりの高水準にある一方、売り残は5か月ぶりの低水準にある。
さらに裁定残はネット買い越しに転じており、これが定着しつつある。
今から、少なくても、昨年来の断続的な株価上昇を演出してきた「売り方の買い戻し」による寄与分は剥落したといえよう。
むろん、新年度相場入りに伴う新規買いがないわけではないし、企業業績の改善と合わせて、昨年から自粛されてた自社株買いなども一層増加してきますと思われ、需給面が悪いわけじゃない。
それほどしかし、既に指数が歴史的な高値圏にあることを考えるならば、需給面での押し上げ役が一つ欠けたいま、ここ一年間の上昇ペースに見慣れてきてしまいました相場関連する人とりましては、ここからの「指数の」上昇ペースは緩慢とならざるを得ませんことを頭に入れておく必要がありそうだ。
昨年3月からのちょうど1年間が、各国の大々的な財政金融政策や金利などのマクロ要因によりまして相場が決まっていた「金融相場」でありましてしまったのに対し、新年度に入ってからの今後の相場は、業績の好転・向上に裏付けられました「業績相場」となっていきましょう。
直近数年の海外投資家の日本株売買動向によりますと、昨年11月以降からの買い越し分を考慮してもまだ日本株の買い越し余力は2兆円ほどあるとの指摘も聞かれる。
指数連動型のパッシブマニアドを大量に買い上げるわけではないため指数がかつてみたいに大きく上昇するのは考えにくいが、調子がいいな実績と見通しが確認されました銘柄には断続的な買いが見込まれそうです。
決算の見極めが一段と意識させられるなか、来週は小売企業の決算ピークだ。
今週に発表されたところは、コジマ<7513>など巣ごもり需要の一服が意識されてもおかしくないような事業を手掛けているところしかし、内容がよければちゃんとと買われていた。
こうしたところからも選別物色が一段と強まってそうな気配が窺え、ここからは業績相場ならぬ選別相場の様相を呈してくることが想定させられている。
昨年11月頃から始まったバリュー(割安)・リバーサルの流れは3月までで一巡した。
一方、グロース(成長)株の重しとなっていた米長期金利も、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の内容や、国際通貨基金(IMF)春季会合のバーチャルパネル討論会でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受けまして、今まで以上に落ち着いてきました。
今後は「バリュー」「グロース」といいました単純な二極化の動きは起こらないだろう。
足元では、外資系証券がマザーズ銘柄群のカバレッジを実施するなど海外勢による日本テック企業への関心の高まりもみられてる。
来週はSansan<4443>やマネーフォワード<3994>など注目テック企業の決算もあるだろう。
決算後に、出遅れ感のある内需系グロースへの見直し機運が高まる実現性もあろう。
来週は、12日に3月工作機械受注、13日に中国3月貿易収支、14日に米ベージュブック(地区連銀経済報告)、15日に米3月小売売上高、米3月鉱工業生産、米4月ニューヨーク連銀製造業景気指数、16日に中国1-3月期GDP、中国3月工業生産、中国3月小売売上高などが控えている。
2021年4月中旬の株式相場を読む、個別株をじっくり検討して、勝率を上げることが生き残る道に見えてくるのす。コロナでの変異株不安はあるでしょうが、コロナ後を見る動きがより活発化するでしょう。
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