長寿社会への不安、40~50代の中年層と高齢者ではどう違う?(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース
人は誰でも年をとります。高齢になった時のために、早くから貯金や投資などで資産形成をしている人は多いでしょう。少子高齢化で年金の受給開始年齢や定年などが引き上げられ、高齢になっても働かないといけないのかと思う人もいるかもしれません。 公益財団法人生命保険文化センターでは、「ライフマネジメントに関する高齢者の意識調査を実施しました(※)。高齢者は何が不安なのか、働いているのかいないのか、どのようにお金を準備しているのか等聞いています。 その中で「中年層」(40~59歳)の回答がとても身近なので見てみましょう。
中年層ではそこまで長生きしなくてもいいと思ってる?お金の面での不安が大きい
何歳まで生きたいと思うかと尋ねたところ、80 歳代以上と答えた人が60代以上の高齢者では 90.5%ですが、中年層は 61.7%にとどまっています。中年層では、今のところそこまで長生きしたくないという人が一定数いるようです。 長寿社会への不安感について尋ねたところ、「不安が大きい」(51.2%)が「希望が大きい」 (11.6%)を大きく上回っています。何について不安かというと、高齢者では、「健康面(からだの機能の 低下等)」が 46.0%、「健康面(もの忘れや判断能力の低下等)」(29.1%)と、75.1%が身体や脳の健康を不安視しており、 「経済面(生活資金の不足等)」は16.9%となっています。 一方、中年層では「経済面(生活資金の不足等)」が 39.9%で、高齢者を20ポイント以上も上回っており、お金の面での不安が大きいことがわかります。 生活保障に関する不安について尋ねたところ、高齢者では、「自分の介護への経済的不安」(66.9%)で、「病気やケガへの経済的不安」(61.9%)が多く、介護や健康に関しての不安意識が高いようです。 一方、中年層では、「退職後の生活資金不安」(82.1%)が最も高く、退職後の生活資金の不足を懸念する人が多いようです。 高齢者の医療保障の準備状況を見ると、「生命保険」については 60~70 歳代で最も高く、80 歳代以降は減少しています。一方、「預貯金」は全年齢層にわたり 6 割前後となっています。また、介護保障でも「預貯金」は医療保障と同様に6 割前後で最も高くなっており、高齢者は医療や介護を受けるために貯金をしていることがわかります。
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